善勝寺だより 第56号 平成18年9月15日発行 発行責任者 明 見 弘 道 |
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役員会議事録より
9月5日午後5時30分より、施餓鬼法要に関する問題点などを協議するため、臨時役員会を当寺役員全員の出席のもと開催致しました。
以下、決議事項を報告致します。
- 車庫2階に、本堂の椅子、テントなどを運ぶのは、重労働であり危険なので、1階に収納所を設置する。
- 塔婆立てを、今まで以上に仕切板を増やした形のものを考案する。
- 供養料を定めてほしいとの意見が多く、金額が決まっていないことに対してとまどいがあることから、来年から、施餓鬼料・盆供養料を含む塔婆1基を6千円とすることを決定。(施餓鬼会以外の塔婆料は今まで通り3千円とする)
会計上は、総収入の半額を塔婆料、半額を施餓鬼供養料として記帳する。 - 申し込み時点で、参拝人数を記入させていながら、当日になって2人迄というのは問題があるので、初めから本堂でのお参りは、1名ないし2名までですと明記すること。
- 修正会終了時点で、本堂で年始の挨拶を行い、般若札と年賀の品を配る。また、書院には希望者のみ上がっていただくこととする。
◇年末年始の行事◇
次号の『善勝寺だより正月号』は、1月10日頃に郵送とすることになりますので、ちょっと早いのですが、あらかじめ年末年始の行事をお知らせしておきます。
除 夜(ジョヤ)
大晦日 午後11時半から除夜の鐘をつき始めます。108つき終わるのは零時半頃になります。ゆく年の無事を感謝しつつ、来る年の平穏を祈って、心を込めてついて下さい。
振る舞い酒・ぜんざいもあります、ご家族そろって多数お越し下さいませ。
修正会(シュウショウエ)
正月元旦〜3日 午前10時より 修正会大般若祈祷を行います。
善勝寺に古くから伝わる大般若六百巻を転読し、仏法の興隆、五穀豊穣、山門並びに檀信徒各家の無事を祈る行事です。3日間とも10時から行います。
これまで全檀徒に郵送していました「般若祈祷札」は、来年からは10時からの修正会にお参りいただいた方のみ、その場でお渡しすることになりました。
また、年頭の挨拶も本堂にて行うこととなりました。多数お参り下さいますようご案内申し上げます。
編集後記
*施餓鬼会の供養料を定めるに当たり、塔婆代は3千円のままで供養料を5千円とするA案と、供養料を含めた塔婆代を6千円とするB案がありました。檀信徒に対して負担増にならず、寺側としては収入減にならないようにとの観点からB案になりました。
*B案になった理由として、これまで施餓鬼に関しては、供養料の総額と塔婆料の総額がほぼ同額であったこと、両親の供養のため塔婆2基申し込んでどちらか片方だけ供養料が必要というのも理屈に合わない、などということもあります。
*今まで通りでよいのでは、という意見もなくはないのですが、檀徒数も増え、事務的な負担も多く、かつ複雑になっていること。また、わたしも役員さんも年々歳をとることを思うと、将来の「あるべきようを」見据えた変革もやむを得ないことです。
*檀信徒の皆様には、ご理解いただき、今後ともご協力下さいますようお願い申し上げます。また、建設的なご意見を賜りたく存じます。
*次号からの「ニミ法話」は、『般若心経』を少しずつ皆さんと共に勉強してゆきたいと思っています。 (弘)
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