善勝寺だより 第110号
令和2年3月10日発行
発行責任者 明見弘道
令和2年3月10日発行
発行責任者 明見弘道
山花咲い(さんかわらい) 野鳥語る(やちょうかたる)
春らしい好い季節になってきましたが、新型コロナウィルスの蔓延で気分が晴れません。
早く終息するようにと願うばかりです。
早く終息するようにと願うばかりです。
善勝寺では、これに伴う、行事の変更は考えていませんが、彼岸法要などでは参拝者の方はマスク着用のままで本堂にお入り下さい。
そして大変恐縮ではありすが、熱のある方、咳の出ている方はご来山を見合わせて頂きますようお願いいたします。
私達は読経中マスクはいたしませんが、来客時の応対ではお互いのためマスクをするよう心がけています。
これ以上の蔓延を防ぐため、手洗い・とうがいを行うなど、一人ひとり心がけましょう。
そして大変恐縮ではありすが、熱のある方、咳の出ている方はご来山を見合わせて頂きますようお願いいたします。
私達は読経中マスクはいたしませんが、来客時の応対ではお互いのためマスクをするよう心がけています。
これ以上の蔓延を防ぐため、手洗い・とうがいを行うなど、一人ひとり心がけましょう。
今回より護持費の納入をコンビニからの振り込みに変えました。
このシステムの切り替えに伴い、封筒も窓開きタイプになりました。
氏名も、旧漢字・特殊な漢字が使えなくなりましたので通常の字に致しました。間違いがありましたらお知らせ下さい。
また、今回の「善勝寺だより」110号は届いたが、前回の便り109号と護持費の振込用紙(コンビニ専用)は届かなかったという方がありましたらお知らせ下さい。振り込み用紙など郵送致します。
尚、令和2年度護持費の納入期限は今月3月31日までとなっています。未納の方は期限内にお振り込み下さいますよう宜しくお願いいたします。
春とはいえまだまだ寒い日もあります。皆さまにおかれましてはご自愛下さいますようお祈り申し上げます。
このシステムの切り替えに伴い、封筒も窓開きタイプになりました。
氏名も、旧漢字・特殊な漢字が使えなくなりましたので通常の字に致しました。間違いがありましたらお知らせ下さい。
また、今回の「善勝寺だより」110号は届いたが、前回の便り109号と護持費の振込用紙(コンビニ専用)は届かなかったという方がありましたらお知らせ下さい。振り込み用紙など郵送致します。
尚、令和2年度護持費の納入期限は今月3月31日までとなっています。未納の方は期限内にお振り込み下さいますよう宜しくお願いいたします。
春とはいえまだまだ寒い日もあります。皆さまにおかれましてはご自愛下さいますようお祈り申し上げます。
ご案内
春季彼岸会
下記の如く、彼岸法要を厳修致します。
檀信徒の皆様、多数ご参拝下さいますよう謹んでご案内申し上げます。
檀信徒の皆様、多数ご参拝下さいますよう謹んでご案内申し上げます。
記
3月20日(金曜日)
午後2時より彼岸法要
法要終了後 住職による法話
3時頃終了予定。
(その後書院にて、お茶を飲みながら、お墓や葬儀の事など、個別のご相談に応じます)
彼岸供養料、または塔婆料(供養料と併せて1基6,000円)は、本堂前机のお盆にお供え下さい。また袋には必ず施主のお名前をご記入下さいませ。
彼岸の塔婆は、電話かFAXまたはメールでお早めに申し込み下さい。(temple@zensyoji.or.jp)
その時、施主名のほか、戒名、お参り予定日もご記入願います。
午後2時より彼岸法要
法要終了後 住職による法話
3時頃終了予定。
(その後書院にて、お茶を飲みながら、お墓や葬儀の事など、個別のご相談に応じます)
彼岸供養料、または塔婆料(供養料と併せて1基6,000円)は、本堂前机のお盆にお供え下さい。また袋には必ず施主のお名前をご記入下さいませ。
彼岸の塔婆は、電話かFAXまたはメールでお早めに申し込み下さい。(temple@zensyoji.or.jp)
その時、施主名のほか、戒名、お参り予定日もご記入願います。
東光山ミニ法話
『菩提和讃』
妙心寺派布教師会現代語訳
今回から、善勝寺ではお通夜の時に読んでいるお経で「菩提和讃」正式名は「発菩提心空拳章」と言いますが、このお経を皆様にご紹介いたします。
同じ臨済宗でも地域によって、よく読まれるところと、全く読まれない地域があります。広島の方では、法事の時「菩提和讃」はよく読まれますが、逆に「白隠禅師座禅和讃」は読みません。名古屋の方は、通夜の時「菩提和讃」を読むようです。
私は広島生まれですから、この「菩提和讃」は子供の時からなじみのあるお経ですので、通夜の時読むようにしていますが、関東の方ではほとんど読まれていないようです。
さて、この「菩提和讃」ですが、西暦1,800年頃、江戸中期、美濃羽島郡小熊村(岐阜県)一乗寺第10世月山紹圓老師が書かれたお経のようです。
白隠禅師とほぼ同じ時代の和尚様です。
昭和50年代に一部改訂になっていますが、二百数十年脈々と読み継がれているお経です。
同じ臨済宗でも地域によって、よく読まれるところと、全く読まれない地域があります。広島の方では、法事の時「菩提和讃」はよく読まれますが、逆に「白隠禅師座禅和讃」は読みません。名古屋の方は、通夜の時「菩提和讃」を読むようです。
私は広島生まれですから、この「菩提和讃」は子供の時からなじみのあるお経ですので、通夜の時読むようにしていますが、関東の方ではほとんど読まれていないようです。
さて、この「菩提和讃」ですが、西暦1,800年頃、江戸中期、美濃羽島郡小熊村(岐阜県)一乗寺第10世月山紹圓老師が書かれたお経のようです。
白隠禅師とほぼ同じ時代の和尚様です。
昭和50年代に一部改訂になっていますが、二百数十年脈々と読み継がれているお経です。
若(もし)し人(ひと)三(さん)世(ぜ)注1一(いつ)切(さい)の
仏(ほとけ)注2を知(し)らんと欲(ほつ)すれば
法界性(ほつかいしよう)注3を観(かん)注4ずべし
一(いつ)切(さい)唯(ゆい)心(しん)造(ぞう)注5なりと
衆(しゆ)生(じよう)注6おのおの仏(ぶつ)性(しよう)注7を
受(う)けて生(う)まれしものなれば
一(いち)念(ねん)不(ふ)生(しよう)注8に至(いた)るとき
忽(たちま)ち仏(ぶつ)性(しよう)現(げん)前(ぜん)し
老(ろう)若(にやく)男(なん)女(によ)もろともに
その身(み)が即(すなわ)ち仏(ほとけ)なり
仏(ほとけ)注2を知(し)らんと欲(ほつ)すれば
法界性(ほつかいしよう)注3を観(かん)注4ずべし
一(いつ)切(さい)唯(ゆい)心(しん)造(ぞう)注5なりと
衆(しゆ)生(じよう)注6おのおの仏(ぶつ)性(しよう)注7を
受(う)けて生(う)まれしものなれば
一(いち)念(ねん)不(ふ)生(しよう)注8に至(いた)るとき
忽(たちま)ち仏(ぶつ)性(しよう)現(げん)前(ぜん)し
老(ろう)若(にやく)男(なん)女(によ)もろともに
その身(み)が即(すなわ)ち仏(ほとけ)なり
注1 三世=過去、現在、未来のこと。
注2 仏=真理を悟った人
注3 法界性=宇宙の真理
注4 観=心眼で観(み)る
注5 すべては私達の心が作りだしたものである
注6 衆生=生きとし生けるもの
注7 仏性=仏心
注8 一念不生=一瞬一瞬に起こる迷いの心がない
現代語訳 妙心寺派布教師会による
あなたが「ほとけ」のすべてを知ろうとするならば、まず安穏な心を見つけましょう。
すべては心が造りだしているのです。
人はそれぞれ「ほとけ」の心をいただいて生まれてきました。
ひとたび「自我」を離れたとき、たちまち「ほとけ」の心が現れて、何人であろうと仏さまとなれるのです。
すべては心が造りだしているのです。
人はそれぞれ「ほとけ」の心をいただいて生まれてきました。
ひとたび「自我」を離れたとき、たちまち「ほとけ」の心が現れて、何人であろうと仏さまとなれるのです。
(つづく)
花園会のコーナー
米寿・百歳の方はお申し出下さい
花園会員(檀徒とその同居の家族の方)で米寿(数えの88才)と100歳をお迎えの方には本山の管長様からお祝いの手紙に添え記念品(輪袈裟)が頂けます。
今年、令和2は、昭和8年生まれの方、大正10年生まれの方、またそれ以上でまだ受けておられないかたがその対象となります。
対象者がおられましたらご連絡下さい。当寺で手続きいたします。
6月末までにお申し込みいただければ施餓鬼会に皆様の前で授与できます。
今年、令和2は、昭和8年生まれの方、大正10年生まれの方、またそれ以上でまだ受けておられないかたがその対象となります。
対象者がおられましたらご連絡下さい。当寺で手続きいたします。
6月末までにお申し込みいただければ施餓鬼会に皆様の前で授与できます。
護持費納入のお礼とお願い
令和2年度分護持費の納入をお願い致しましたところ、早速大多数の方にお納め頂き恐縮に存じます。
尚、当寺の檀徒の方、当寺に墓地、(合同墓地を除く)を取得されておられる檀徒の方、また、本堂内にご遺骨を預けておられる方で、護持費がまだ未納の方は3月末日までには必ず納入下さいますようお願いいたします。
納入義務のある方で未納がある場合は、6月頃督促状を郵送する予定です。
また、過年度の護持費が未納の方は、過年度分と合計した金額を納入して頂きますようお願いします。
尚、当寺よりの領収書は発行致していません、お振り込み頂いた時の受領書は1年間以上保管して頂きますようお願い申し上げます。
コンビニでの納入用紙は、3月31日までしか通用しません。
4月1日以降は、郵便振替での納入となります。
振替用紙は郵便局の窓口にて受け取り頂き、左記の口座番号・ご自身の住所・氏名・連絡先の電話番号を記入して、お振り込み下さい。
(但し、この場合の振り込み手数料は納入者側になります)
振替口座番号は00500-8-60592 善勝寺
尚、当寺の檀徒の方、当寺に墓地、(合同墓地を除く)を取得されておられる檀徒の方、また、本堂内にご遺骨を預けておられる方で、護持費がまだ未納の方は3月末日までには必ず納入下さいますようお願いいたします。
納入義務のある方で未納がある場合は、6月頃督促状を郵送する予定です。
また、過年度の護持費が未納の方は、過年度分と合計した金額を納入して頂きますようお願いします。
尚、当寺よりの領収書は発行致していません、お振り込み頂いた時の受領書は1年間以上保管して頂きますようお願い申し上げます。
コンビニでの納入用紙は、3月31日までしか通用しません。
4月1日以降は、郵便振替での納入となります。
振替用紙は郵便局の窓口にて受け取り頂き、左記の口座番号・ご自身の住所・氏名・連絡先の電話番号を記入して、お振り込み下さい。
(但し、この場合の振り込み手数料は納入者側になります)
振替口座番号は00500-8-60592 善勝寺
父が買ったお墓なのに
2月2日(日曜日)読売新聞の朝刊「くらし・家庭」の欄に掲載された記事のタイトルです。
内容は以下の通りです。
『昨年末、父が自宅で心筋梗塞で急死し、家族葬を行った。墓がなかったので途方に暮れたが、父が生前、都内の寺院で墓を買っていたことが分かった。
寺院の住職に連絡を取ると、「墓所の購入費と永代供養料はもらっているが、(寺で)葬儀していないので納骨できない」と言われた。
住職いわく、墓所は寺院の規則にのっとり、信仰によって貸し当てられたものという扱いで、所有ではない。 墓地に入ることは信徒になることで、信徒の葬儀をとり行うことが必要。などなど省略』
「善勝寺墓地使用規則」にも、檀徒としての使用が前提であることが明記されています。檀徒とは、葬儀法要など仏事に関する事は善勝寺に依頼して頂くということです。従いまして、他寺院で葬儀をされた遺骨は納骨出来ないというのが原則です。
また、一日葬・家族葬・本堂骨葬など形態は問いませんが、葬儀は行って頂いたうえで納骨いたします。
内容は以下の通りです。
『昨年末、父が自宅で心筋梗塞で急死し、家族葬を行った。墓がなかったので途方に暮れたが、父が生前、都内の寺院で墓を買っていたことが分かった。
寺院の住職に連絡を取ると、「墓所の購入費と永代供養料はもらっているが、(寺で)葬儀していないので納骨できない」と言われた。
住職いわく、墓所は寺院の規則にのっとり、信仰によって貸し当てられたものという扱いで、所有ではない。 墓地に入ることは信徒になることで、信徒の葬儀をとり行うことが必要。などなど省略』
「善勝寺墓地使用規則」にも、檀徒としての使用が前提であることが明記されています。檀徒とは、葬儀法要など仏事に関する事は善勝寺に依頼して頂くということです。従いまして、他寺院で葬儀をされた遺骨は納骨出来ないというのが原則です。
また、一日葬・家族葬・本堂骨葬など形態は問いませんが、葬儀は行って頂いたうえで納骨いたします。
ご相談下さい
お墓の継承のことでお悩みの方、ご相談下さい。
「自分が死んだらうちの墓はどうなるんだろうか」、と心配されている方もおありかと思います。どうか元気なうちに改葬など具体的な事をご相談下さい。
善勝寺の墓地から永代供養合同船に改葬する場合、合同船納骨規定により、墓誌1行につき、15万円です。
『○○家先祖代々各霊位』とすれば、ご遺骨が何体あっても、15万円です。
この場合、同一墓地内の改葬ですので、市役所の改葬許可は不要です。
現在使用されている墓所は、使用権を放棄した上で、更地にして戻して頂く必要がありますが、整地の費用をあらかじめ業者に見積もりしてもらって下さい。
個々の事情に柔軟に対応いたします。
また、1体10万円(粉骨料・埋葬時の回向料含む)で埋葬できる。合(がつ)葬(そう)墓(ぼ)もあります。
彼岸法要の後にも相談会を行います。何でもお気軽にご相談下さい。
「自分が死んだらうちの墓はどうなるんだろうか」、と心配されている方もおありかと思います。どうか元気なうちに改葬など具体的な事をご相談下さい。
善勝寺の墓地から永代供養合同船に改葬する場合、合同船納骨規定により、墓誌1行につき、15万円です。
『○○家先祖代々各霊位』とすれば、ご遺骨が何体あっても、15万円です。
この場合、同一墓地内の改葬ですので、市役所の改葬許可は不要です。
現在使用されている墓所は、使用権を放棄した上で、更地にして戻して頂く必要がありますが、整地の費用をあらかじめ業者に見積もりしてもらって下さい。
個々の事情に柔軟に対応いたします。
また、1体10万円(粉骨料・埋葬時の回向料含む)で埋葬できる。合(がつ)葬(そう)墓(ぼ)もあります。
彼岸法要の後にも相談会を行います。何でもお気軽にご相談下さい。
編集後記
- 『善勝寺だより』春彼岸号をお届け致します。
- 今年の彼岸会には、施本として、円覚寺派管長横田南嶺老師が書かれました「合掌のこころ」を用意しております。
- 墓参用の生花のことですが、寺での販売は8月13日施餓鬼会のみです。
隣のコンビニ「ローソン」では、常時販売しています。ご利用下さい。 - 次回お盆号は、6月の下旬発行予定です。
施餓鬼会、お盆に関することは、次号『善勝寺だより』をお読み頂いた後に、お問い合わせ下さいますようお願い致します。
弘道