善勝寺だより|選ぶ時代の選ばれている寺『永代供養の善勝寺』どなたでも納骨できる、永代供養墓『東光山合同船』

善勝寺だより

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善勝寺だより 第68号

平成21年9月10日発行
発行責任者 明見弘道
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善勝寺だより第68号
『ご案内』第15回

わかる仏教講演会

隔年に開催しております、鴻巣市仏教会主催の「わかる仏教講演会」は、今年で15回目となります。

今年は、臨済宗円覚寺派管長 足立大進老師を講師にお招き致します。

仏教をどなたにも分かるよう、また、実際の生活に生かしていただけるようなお話をしていただくことがこの講演会の趣旨であります。

今回も心に残るとても良いお話が期待できます。多数ご来場下さいますようご案内申し上げます。

   記
日時 平成21年12月3日 午後2時開演(12時半開場)
場所 クレアこうのす
主催 鴻巣市仏教会
共催 鴻巣地区仏教研究会

入場は無料ですが整理券が必要です。整理券は今月18日以降善勝寺にてお渡しできます。友人知人ご近所お誘い合わせてご聴講下さいませ。

妙心寺のこと

  その4

前回に引き続き開山無相大師様のことを書きます。

花園法皇に請われ妙心寺に入られた後は、堂宇の整備には関心を持たず、ひたすら修禪に務められ、特に弟子の指導は厳格であったと伝えられています。

しかしその反面、温かい人柄でもあったらしく、客のために風呂を湧かそうとしたが薪がないため縁板を取り払って燃やしたなどと、人をいたわる様々な逸話が伝えられています。

開山様には語録もなく墨跡もほとんどありません。禅の教えは、「不立文字」「教外別伝」で、文字や言葉で伝えられるものではなく、師から弟子へと以心伝心で伝えられるものとされますが、開山様は、まさに禪の精神を身をもって実践された方であります。

永代供養の善勝寺1360年12月12日、開山様は風水泉という井戸の傍で、私のことを忘れることがあっても、師の大燈国師、更にその師である大応国師のことを忘れるようなことがあっては私の弟子ではない

「汝等請う、其の本を務めよ」と遺誡され、行脚姿で立ったままで示寂されました。

 

編集後記

*予定より遅れてしまいましたが、「善勝寺だより」68号をお届け致します。

*10月17・18日と、妙心寺開山650年遠諱法要に行ってまいります。
私の他40名参加され、全員願を込めた写経を携え、皆様の代表としてお参りしてきます。

*彼岸には、墓参用生花の販売は致しておりません。当寺での販売は8月13日のみです、ご了承願います。

*次号は、年末号として年内に発送する予定です。これには護持費のお願いと郵便振替を同封致します。お早めに納入いただきますようお願いします。

*また、来年年忌法要が当たっておられる家には、今年11月末に年忌法要のお知らせを郵送致します。(弘道)

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