善勝寺だより|選ぶ時代の選ばれている寺『永代供養の善勝寺』どなたでも納骨できる、永代供養墓『東光山合同船』

善勝寺だより

善勝寺だより 善勝寺だより 第34号
平成13年3月12日発行
発行責任者 明 見 弘 道
  (4ページ)
永代供養の善勝寺

◇護持費納入有り難うございました◇

平成13年度分護持費の納入をお願いいたしましたところ、早速にお納め頂きまして有り難うございました。また、地元役員さんには大変ご足労おかけいたしました。感謝申し上げます。

規定により当寺一般会計に入れ、花園会会費を含む本山への納付金、火災保険、壇信徒の皆様への通信費などに充当いたします。

尚、当寺に墓地(合同墓地を除く)を取得されておられる檀徒の方で護持費未納の方には再度郵便振替を同封いたしました。3月末日までには納入くださいますようお願いいたします。

村外の方で、直接現金でお寺にお持ちくださる方もありますが、事務処理の都合上できるだけ郵便振替にて納付いただきますようお願いいたします。

会計 関根安正

◇年始の御礼と大般若祈祷のこと◇

今年の正月も大勢の方に年始のご挨拶においで頂き、またご丁重なる年賀を頂戴し厚く御礼申し上げます。

毎年、正月3日間は午前10時より皆様の無事を願い、『大般若転読祈祷』を行っています。当山に伝わる大般若六百巻の経本は寛政元年(1789年)俊翁和尚の代に購入されたものと判明しました。虫食いや、糊のはがれた所もありますが、毎年修理をして、大切にしまっています。1回に50巻、正月3日間で150巻、4年で600巻を転読することになるのです。

毎年欠かさずこの祈祷にお参りして頂いている方も多くありますが、年始においで下さる方は都合のつく限りこの祈祷にお参り下さり、お祓いを受けられた後、書院にあがって頂くことをおすすめいたします。

 

◇編集後記◇

私は政治のことには余り関心を持たない方ですが、いつかの新聞に、アメリカの大統領の演説のことが書かれてありました。それによると国民一人一人アメリカ国家のために何ができるかを考えることが大切だ。と演説しているというのです。

さすがアメリカは民主主義の国だなと思いました。

日本の場合多くの国民は、政府から何かをしてもらえるものと思い、政治家の演説は、政府は国民のために何々をします。という立場をとり、国民は自分にメリットがある方を選ぶことになります。

民主主義とは本来、国民一人一人が国に、社会に対して責任を持つことであり、最低限、社会に迷惑を掛けない、他人を害さない、またできうる限り重荷にならないようにすることだと思います。これが、ボランティアの基本であり、布施行です。

福祉にしても制度があるのだからと、財力のある人まで受けなくては損、という発想では、国の負担は重くなるばかりで、皆が個々の要求を通そうとするとすることばかり考えていると、日本将来は危ういのではないでしょうか。

そんなことを考える、今日この頃です。

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