善勝寺だより 第34号 平成13年3月12日発行 発行責任者 明 見 弘 道 |
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◇花園会のコーナー◇北関東花園会は、埼玉、群馬、栃木三県の妙心寺派の寺と檀徒で構成されている組織です。その年に一度の大会を、花園地方大会といいます。 今年は一部(熊谷、行田、騎西、川里の八ケ寺)が主催で、保寧寺様を会場に、4月17日に、那須の雲岩寺の老師様をお迎えして開催されます。 この大会もマンネリ化しているとの反省から、山梨の楽音寺住職らによる音楽演奏会を取り入れることになりました。人数制限がありますので、当寺からは役員さんに参加願うこととしますが、内容に関しては次号にご報告します。 ◇Q&A◇Q 彼岸は、この岸(此岸)に対して、かの岸(彼岸)と聞いておりますが、その間の河は何を意味しますか。三途の河と関係ありますか。 A 此岸・彼岸を、この世・あの世と混同されている方は多いのではないかと思いますが、基本的に別です。彼岸は悩みと苦しみから解放された世界をいい、また、此岸と彼岸の間の河は『欲・煩悩』の河をいうのであり、三途の河とは関係ありません。しかし、この越えがたい激流の河も、心をコントロールしてよく見れば、この河がなければ元々地続きですので此も彼もないことに気付きます。 「衆生本来佛なり」「煩悩即菩提」です。 ◇境内の話題◇村から町へ ここ川里村は5月1日より町制に移行することとなっています。私個人的には首都五十キロ圏内の唯一の村であり、村であることがかえってよいと思っていましたが、いざ町になることが決まれば、何かが変わって活気が出ることを期待してしまいます。 数年後には鴻巣市などと合併することがほぼ決まっていると言うことです。 善勝寺も、封筒、名刺、ゴム印は新しくしましたが、今後パンフレットも改訂する予定です。皆様の住所録もご変更願います。 |
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