善勝寺だより|選ぶ時代の選ばれている寺『永代供養の善勝寺』どなたでも納骨できる、永代供養墓『東光山合同船』

善勝寺だより

善勝寺だより

善勝寺だより 第100号

平成29年9月11日発行
発行責任者 明見弘道
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善勝寺だより第84号

善勝寺だより君が為に
    葉葉(ようよう)清風を起こす

この句は虚堂(きどう)禅師(中国宋代の禅僧で大応国師の師です。その後、大燈国師・関山国師と続き日本の禅の主流となります。鎌倉円覚寺の開山仏光国師も虚堂禅師に参じておられます)
虚堂禅師のところにいた僧を見送るときに読んだ詩です。

 「相送って門に当たれば脩竹有り、君が為に葉葉清風を起こす」暫く逗留されていた禅僧を見送って門のところまで来ると、そこには竹林があった。あなたのために、竹の葉一枚一枚が清らかな風を起こしています。只それだけのことのように思われますが、そこには禅的な深い意味が込められています。
 前回は、仏法とは涼しい風だ、と言ったかと思うと、今度は風が禅だ、と言ってみたり、理解に苦しまれるかと思いますが、サラッと受けながしてください。

「下載(あさい)の清風誰にか付(ふ)与(よ)せん」
という句もあります。重い荷物を背負って来たけど、ここらで一服しようと荷物を下ろしたところに、なんともいえない清風を全身で感じる。こんな気持ちを誰がわかってくれるだろうか。
 という意味です。ここで言う荷物とはとらわれの心をも指しています。
一人一人が背負っている重い荷物とともに、とらわれの心もすっかり捨ててしまうことができれば、どんなにか爽やかな気持ちで生きていけるでしょう。

 さて、先月の施餓鬼法要には、多数ご参拝頂き誠にありがとうございました。尚、不行き届きのことも多々あったことと存じます。この紙面を借りてお詫び申し上げます。
 今年も施餓鬼法要が多数の参拝者を迎え無事終えることができました。これも、準備から後片付けまで、お骨折り頂きました役員さん、役員の奥様、そして今年からは青年部の方が加わって頂いたので、大変助かりました。ご協力頂きました方々には、厚く御礼申し上げる次第であります。
 檀信徒の皆様に於かれましては、さらにご自愛くださいますよう念じ申し上げます。

 

『ご案内』

秋季彼岸会

下記の如く、彼岸法要を厳修致します。
 檀信徒の皆様におかれましては、多数ご参拝下さいますよう謹んでご案内申し上げます。100

ーーー 記 ーーー

1009月23日(土曜日) 午後2時より 
 彼岸法要
 法要終了後住職の法話。
(3時終了予定)

*ご供養料、塔婆料(1基3,000円)は、本堂前机お盆にお供え下さい。
(彼岸法要には受付を設けません。また、生花の販売はありません)
 彼岸の塔婆を建てられる方は、前もって電話やFAXまたはメールでお申し込み下さい。
 なお、そのさい施主名のほか、戒名、お参り予定日もご記入願います。

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